雛子の毎日

60代主婦・雛子の日記。

モラ夫を作り上げてはいけない

合唱ができなくなった昨年春から夏に

時間とエネルギーを持て余し

気の迷いから全国フランチャイズの料理教室のパンコースに通い始めた。

またまた気の迷いでケーキコースも6回分だけ申し込んだ。

そして昨日はバレンタインのザッハトルテ

4人でひとグループ。

4人揃ってチョコの飾りを失敗した。

なのでやり直しをした。

元々ちょっと時間内に納めるのが際どいメニューらしく、

手早く進んでも時間を少しオーバーするらしいが。

予定では5時過ぎに終わって

少々道が混んでも

6時に帰宅して夕食作って、の予定だった。

 

ケーキが出来上がり、教室を出たのが6時過ぎだった。

 

昨日は娘もいつもより早く8時過ぎに帰ってくる予定だったし、

朝から初めてのフィットネススタジオレッスンに行ったりして

正直疲れていた。

車に乗ったら道路は激混み。

遅々として進まない。

 

とりあえずご飯炊いて、

炊き込みご飯の素があるから炊き込みご飯にしたら簡単か。

具沢山な豚汁でも作れば。

夫には常備菜のひじきをつけて。

いや、白米ならスピードコースで40分でタケルが

炊き込みご飯コースなら53分かかる。

まだお米も洗ってない。

小松菜と揚げを炊いて、

豚ひれ肉を焼いて卵で豚たま。

いや、レトルトカレーに冷凍のお弁当用の豚カツでカツカレー。

ブロッコリーとカリフラワーを茹でたら。

頭の中で夕食シュミレーションをする。

何が1番早くできて、簡単で、手抜きに見えないか。

 

渋滞でナビの自宅到着予定時間がどんどん遅い時間に更新される。

 

いや、サボろう。

楽しよう。

 

動かない車内から近所の唐揚げ専門店にスマホ注文。

7時過ぎに唐揚げ弁当3人前を無事受け取り帰宅した。

流石にそれだけというわけにはいかないから

具沢山味噌汁は作った。

 

遊んでいたのだから疲れたもの何もないが。

程なく帰宅したモラ夫は機嫌が悪い。

怒鳴るわけでも文句を言うわけでもないが

怒りオーラ満載だ。

ケーキ教室が思いの外、時間がオーバーして、

みんなして失敗して、

これが作ったケーキ、食後に食べようね、

と、取り繕う私。

 

他のブログを読ませてもらっていると、

機嫌悪いとはいえ、文句を言うわけでもなく

娘のお迎えに駅まで行く夫は、

モラなんて言ってはバチがあたるかもしれない。

専業主婦でお金の心配もせず、

一日遊んできて疲れたなんてね。

 

でもね。

一つだけ言いたい。

 

実は夫が家で夕食を食べるようになったのは

4月の緊急事態宣言が出て以降。

 

結婚当初は家で夕食を食べていました。

が、結婚当初から舅姑と同居で

ご飯のメニューなどの文句を

舅姑からも私からも別々に聞かされたらしい夫は、

 

逃げた。

 

つまり、これからは外で食べてくる。

そう宣言して家で食べなくなった。

家で食べるのは正月や何か特別な時のみ。

それと日曜日。

 

子どもができてからはそれを理由に

二世帯住宅の2階にも台所を作ったのだが、

2階で全員の料理を作り

1階の台所に舅姑そして何故か夫の夕食を運ぶ。

 

生活費や教育費に困ることはなく充分に稼いでくれた夫だが

実質は母子家庭だった。

夫は私と子どもではなく、舅姑と家族だった。

 

舅姑がそれぞれ認知になったり

介護が必要になっても常に夫は逃げた。

 

舅姑も亡くなり、

子どもたちも社会人になり

息子は家を出た。

 

家で食べれば?と聞こうとしたが

娘が怒った。

今迄、散々家族が大変だった時、

1番家に早く帰ってきて欲しかった時、

なんだかんだと帰らなかった。

今頃、寂しくなって家族に加わりたいなんて身勝手だと。

 

緊急事態宣言で殆どの店が閉まり

食べる店がない、と呟いた夫に

家で食べれば、と言うと素直に頷いた。

それから帰宅の早いこと。

じゃあ今迄なにしてたんだ。

 

緊急事態宣言明け、

早く追い出せ、もう店も開いてると言え、

娘はそう焚き付けてくるが、

流石に言えず。

家で夫の夕食を作らなくてはいけなくなった。

 

最初は居心地悪そうだったが

だんだんそれが当たり前になり、

とうとう昨日、買ってきたお弁当を出したら

怒りオーラ満載に出してきた。

 

だから緊急事態宣言明けに追い出せばよかったんだ、と娘。

 

モラ夫を作り上げてはいけない。

私にだってずっと我慢してきたことはたくさんあるんだ。

空いているのが好き


占いによると、

今年は新しいことを始めちゃいけないんだって。

今迄の結果が出る年。

良い結果も悪い結果も。

 

とはいえ、早速新しいことを2つも始めてしまった。

まぁ、ゆる〜い事だから、大丈夫だろう。

 

その一つが今日初めて行った

個人の先生が公民館のフィットネスルームなどを借りて

一回千円、予約した方がいいけどしなくてもいいという

ゆる〜いフィットネス講座。

 

本当は来週末が本番だった

市民合唱団の本番が一年延期になった。

スタートも例年より4ヶ月遅い7月から始まり、

12月から練習も休みになり、本番が無理になった。

一年延期になり

10月ごろから、思い出し練習をするらしい。

仲の良い友人と2人で参加していたが、

そんなことでヒマになり、

たまたま見つけた

月二回行っても行かなくてもいいフィットネススタジオに

2人で参加してみる事に。

 

Instagramでスタジオの動画がよくあがっていて

10人とか、少なくても6、7人いるのかな、

とおもっていたが

行ってみたら友人と2人、プライベートレッスンだった。

なんだか申し訳ないやらお得やら。

 

きくと、やはりコロナで一気に参加者が減ったらしい。

 

こう言っちゃなんだが

人気が出てきて混雑するなら

空いているのが好きだ。

ピンクが好き

雛子のペンネームでもわかるように

私は春生まれ。

春は私の季節とばかり、

梅や桜、桃や雛人形の柄があると手に取ってしまう。

つまり、ピンクは大好き。

だけど、実はピンクが好きだと

ちゃんと言えるようになったのは成人してから、

いや、50歳を過ぎてからかも知れない。

 

2人姉妹の姉だった私は

大体青や水色、黄緑をあてがわれた。

妹はいつもピンクや赤だった。

洋服もお下がりを妹に着せることを前提だったから

お揃いではなく色違い。

そうなるとピンクは妹で私はその色違い。

白だったり、水色だったり、えんじ色だったり。

 

成長してお下がりなんていうことがなくなってからも

赤系と青系があればなんとなく青系を選んだ。

ピンクが欲しいと言ってはいけない気がして

いつも忖度して遠慮して

本当は違うのにそうした。

 

成人して

年齢を重ねるとピンクってねー。

 

でもちょうど5年くらい前。

何年間か毎年、まだ学生だった娘と

母娘一泊旅行をしていた。

エステ付きやらアフタヌーンティー付きの

近場のホテルプランを利用することが定番で、

観光というよりは

紅茶教室の体験レッスンに行ってみたり

蜻蛉玉体験に行ったり。

 

ある時カラー診断&骨格診断&イメージ診断に行った。

ペアで三万円程の高価なものだったが

2人で5時間みっちりのものだった。

その時に私は本当に綺麗なピンクが似合うとわかり

堂々とピンク大好き、と公言するようになった。

 

無意識に不必要な鎖を自分で沢山つけて歩いていたのを

一つ大きな鎖を外すことができたかな。