雛子の毎日

60代主婦・雛子の日記。

不審な老人

ありがたい話です。


娘の住むハイツに頼まれていた荷物を届け、

置いてある荷物を取りに行った日。 

平日の昼間で娘は仕事に行って留守です。


娘のハイツは父がオーナーで所有しています。

管理は管理会社が入り

運営は不動産会社が入っています。


それでも近くに住んでいる父は

これまでもたまに見回りに行っては

契約していない車が長く停まっていないか、

どこか不具合がある箇所はないかなど

見に行っていたようです。


この間は、今季最後かなぁという

道の駅のブランドイチゴを

「無選別1キロ」を買ったので

少し娘のハイツに持って行き

娘が食べる分くらいを洗って冷蔵庫に入れておいてあげようと

娘のハイツに向かうと。


何やら不審な老人が娘の部屋の周りをウロウロ。

そうです、父です。


離婚して傷ついて帰ってきた孫娘。

実家に帰るも、落ち着かずに一人暮らしを始めた孫娘。

自分の所有するハイツに住むことになった孫娘が

可愛くて、心配で。

ついつい様子伺いに。


インターホンを鳴らしていくほど用事はないし、

でも気になるし。

ベランダにでも出てきたら声をかけられるし

顔も見られるし。


仕事に行ったのかなぁ、

フリーランスの仕事は規則的な時間じゃないし

いつ帰ってるんだろうなあ、

そんな感じでついつい様子伺いが丁寧すぎるんでしょうか。


誰からも通報されたりはしていませんが、

知らない人がみたら

女の人の一人暮らしの部屋(とはわからないか?)を

ウロウロとうろつき、

見えやしないカーテンの向こうを覗く

怪しい不審な老人にしか見えません。


守られているんだな。


今日も読んで頂き、ありがとうございました。