お中元お歳暮の松坂牛
いつからだったか、
同じ町内の人から毎年2回、松坂牛が贈られてきた。
モラ夫がその方が入院する時にちょっと世話をした、とか
通院時にもちょっと声をかけたとか
「お世話になっているから」と言うことだった。
いつもお中元お歳暮の配達が一段落した頃に
文字通り忘れた頃に
上等な松坂牛が届いた。
「そろそろかな」とちょっと期待していたら
モラ夫からその方の訃報を聞いたらしい。
最近のやり方か、家族葬で
町内にも事後報告だったらしい。
モラ夫は先週通院するその方をロビーで見かけ
言葉を交わしたと言う。
急なことだったのかもしれない。
私自身は、顔くらいは存じている、程度だが
淋しいなあ。
松坂牛とはいかないが、牛肉を買ってきて
その方のご冥福を祈りながら
何年間も下さった松坂牛の思い出そう。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。
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